ゴミ箱

(^.^)

音ゲーについて

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  小さな頃からゲームが友達だった。ゲーマーだった母親が、4歳の時に買い与えてくれたゲームボーイと「星のカービィ2」が私のゲーム人生の始まりだった。自分の指で動くカービィが堪らなく愛おしくて、夢を与えてくれた。何より1人でゲームをしてる時間が幸せで、大人になった今でも毎日ゲームをしないと気が済まない。

 

 

  歳をとるにつれテレビをつけてハードを立ち上げる面倒臭さが出てきてしまい、やっぱり子供の頃の様な据え置きゲームに対するときめきは少なくなっていて、ゲームに対して失礼だと萎えてしまう。それでも面倒くさいものは面倒くさい。そんなところに数年前からスマートフォンが普及してゲームはより一層簡単に、そして無料で出来るようになった。要はソーシャルゲームというもので、案の定わたしはどハマりしている。比べたくないけれど、据え置きゲーム特有の立ち上げる面倒臭さはなく、どこにいても手の中ですぐに始められる。なんて素晴らしいんだ。ソシャゲを作った人間は天才だと思う。そのくらい私の人生に置いてソシャゲは欠かせない存在になっている。

 

  

  そんなどハマりしているソシャゲの中でも、わたしは群を抜いてリズムゲームが大好きだ。世の中一般では音ゲーと言われているもので、音楽に合わせて流れてくる譜面を叩きスコアを更新したりイベントをクリアする。大好きな音楽に大好きなゲーム要素を加えるなんて、なんて罪なことをしてくれたんだ。ありがとう。

 

 

  もちろんソシャゲの音ゲーが始まりではなく、ソシャゲが生まれるもっと前からわたしは音ゲーをしていた。

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  2008年発売、Nintendo DS「めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険」。それまではドラゴンクエストポケモン牧場物語どうぶつの森のようなどちらかというとRPG寄りのゲームが好きだったのだが、ゲーム屋さんで目に入ったパッケージいっぱいのドンちゃんに惹かれて誕生日に買ってもらった思い出のゲームのひとつだ。そして任天堂信者の私の人生で唯一のナムコだ。太鼓の達人はゲームセンターで見かけていたので、ルールは何となく分かっていた。音楽に合わせてバチで画面叩けばええんやろ、その頃のわたしは簡単な気持ちでいた。だがしかし、太鼓の達人はそう甘くはなかった。ゲームを進めていくにつれて解放されていく難易度、譜面に追いつかないバチ。あれれ、バチじゃ無理だ。どうすれば。説明書をよくよく読む、何だよボタンで操作できるんかい。私らしくないミスをしてしまった。そしてバチとはお別れをし、ボタン操作を始めてから私はさらに音ゲーに目覚めた。学校から帰るとすぐに太鼓の達人をし、難しい譜面はyoutubeのプレイ動画を見て日々研究をした。まるで部活動だった。月日が経ち、私は1年ほどで殆どの曲をフルコンボ(ミスせず1曲クリアすること)していた。今思うと女子中学生にしては気持ち悪い生活だと思う。もちろん友達には話せなかったドン…

 

 

  進まなくなったストーリーと簡単になってしまった譜面に飽きを感じてしまい、気づけば太鼓の達人と遊ぶことはなくなっていた。悲しい。高校生になりスマートフォンでアプリゲームを楽しんだ。そして2013年、わたしの音ゲー人生第2章の幕が上がった。

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  ブシモ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」。アイドル好きでもあった私にとって、これ以上のゲームはないと言っても過言ではない。たまたまApp Storeで見かけたゲーム説明欄に書かれていた南ことり(画像右上ピンクの衣装)に一目惚れしてしまい、音ゲーとは知らずにダウンロードした。ゲームを始めてみると、なんだ私の得意分野じゃないか!と興奮したのを覚えている。そして昔の血が騒ぎ、わたしはまた音ゲーにどっぷり浸かる生活をしていた。もちろん友達には話していない。

 

 

  ここでひとつ。ソシャゲにはガチャというものが付き物で、勿論スクフェスにもガチャ機能があった。ガチャを引くともれなくアイドルカードが貰えるのだが、カードにもレア度がある。スクフェスではN(ノーマル)、R(レア)、SR(スーパーレア)、UR(ウルトラレア)に別れており、URカードのイラストがとにかく素晴らしい。

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(画像は推しである南ことりさん)

  ラブカストーンというお金がわりの石でガシャが引けるのだが、そう簡単に推しが引けるわけではない。学生だったわたしは課金はクズの始まりだと親に再三言われていたため、無課金プレイヤーとして毎晩コツコツと石を貯めていた。もちろんアイドルカードの収集だけではなく、ゲーム自体も大好きだ。何よりスクフェスは音楽が良い。約4分の曲の中でキャラクター一人一人の個性が輝いていた。曲の聴き応えに加え、難易度の高い譜面。より多くのフルコンボを目指すため、わたしは登下校でもスクフェスの音楽を聴いていた。あの頃のスクフェスに費やした時間が今のわたしになっている。後悔は何一つない。

 

 

  プレイを始めた高校生から約4年ほど、わたしはスクフェスを続けた。成人してからは程々に課金をして大人の楽しみ方をしていた。もちろんアニメも全て鑑賞し、時には涙を流しキャラ一人一人を愛した。スクフェスを楽しみつつ、わたしは新たな音ゲーがリリースされるとの情報を目にした。

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  バンダイアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」通称デレステと世の中では呼ばれている。デレステはリリースされてから1年ほど経っており、わたしはリリース当初からプレイしている。スクフェスとの大きな違いは譜面にスライドやフリックがあること、またスクフェスは画面中央から譜面が流れてくるがデレステは画面上から、ミラーになって流れてくる。今となっては平気だが、プレイ当初はとても苦戦した。また、ガシャを引くことで手に入るSSRのアイドルたちはゲーム内のMVにて踊ってくれるのだ。これもまたスクフェスにはない素晴らしい機能で(スクフェスを非難しているわけではない)、自分がプロデュースした推しアイドルが画面内からわたしに笑顔を振りまいてくれる。なんて素晴らしいんだ。

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(画像は推しの佐藤心さん 26歳)

 

 

  スクフェスデレステ以外にも

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クロダンサーや

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ガルパをプレイしており、音ゲープレイヤーとして日々努力を重ねている。音ゲーを始めて約10年、音ゲーは生活の一部と化しており欠かせない存在である。嫌なことも音ゲーをしている間は忘れられるし、生きる希望になっている。ゲームは今でも1番の友達であり、画面の中のアイドル達はわたしの宝物である。これからもわたしは高難易度の譜面クリアのため、推しを立派なアイドルに育てるため音ゲーをプレイし続けるのだ。

 

 

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